めまいって何が悪いの？

めまいって何が悪いの？

めまいの原因は、三半規管疾患、高血圧または低血圧、貧血、栄養失調など、多岐にわたります。めまいや不快感を引き起こすほか、脳血管疾患、血管狭窄による血流不足、脳卒中、脳幹梗塞などの病気もめまいを引き起こすことがあります。さらに、メニエール病や脳幹腫瘍もめまいを引き起こす可能性があります。一般的なめまいの症状は内科で診察され、心血管疾患や脳血管疾患の可能性を排除することができます。ただし、難聴や耳鳴りを伴うめまいの場合は、「メニエール病」の可能性も考え、耳鼻咽喉科医による診断を受ける必要があります。急性めまいが起こった場合、最も心配されるのは脳卒中なので、患者さんの年齢に関係なく、急性めまいが起こった場合は、まず脳卒中が起こっていないか確認します。

脳卒中によるめまいは改善せず、症状はさらに悪化し、時には数日から数週間続くこともあります。特に脳幹出血や脳梗塞では、脳のバランスが崩れてひどいめまいを引き起こします。脳卒中やめまいを患う患者は通常、手足のしびれやろれつが回らないなどの症状も呈します。脳卒中を予防するためには、三大危険因子をコントロールし、喫煙やアルコール依存症などの危険因子を避けることが最も重要です。